「ベースカラー」と「配色パターン」
メンズファッションの着こなしでは色使いがとても大切です。外さないコーディネートにするために、押さえておきたい色使いのポイントは2つあります。1つ目はベースカラーとなるアイテムをそろえることです。ベースカラーは配色を考える際の基本となるカラーです。トップスでは、ホワイト・ブラック・グレイ・ベージュ・カーキ・ネイビーの6色。ボトムスなら、ブラック・ネイビー・ベージュ・カーキの4色。ボトムスの方がカラーが少ないのは、明るいカラーをボトムスに持ってくると、コーディネートが崩れやすいからです。
2つ目は、コーディネートを組む際の配色パターンを覚えることです。配色で気を付けたいのは、有色系と無色系（ホワイト・ブラック・グレー）のバランス。コーディネートを3色までにまとめるようにすれば、色の氾濫がおさえられます。また、3色のうち1色は無色系をいれるようにしましょう。こうすることで色のバランスが格段によくなります。
「こだわり」とは言うけれど
「コーデよりもこだわりで色を選ぶ」という人もいるでしょう。もちろん、自分に合っているカラーや好みのカラーを選ぶことは大切です。しかし、そのこだわりを「個性的」という意味でとらえているなら要注意です。個性的なカラーの服であるほど、コーディネートは困難になります。また、見る者の好みによって服装の評価が大きく左右されるでしょう。もし「似合っている」「かっこいい」などと他人から評価されたいのであれば、「個性的」なものにこだわらず、基本的なコーディネートを覚えることが大切です。
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